月別: 2018年3月

SAMURAI BLUE、26人が揃って今合宿初の非公開練習を実施

SAMURAI BLUE、26人が揃って今合宿初の非公開練習を実施

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月21日(水)、ベルギーのリエージュでの合宿3日目を迎え、2日後に迫った国際親善試合マリ戦に向けて調整を行ない、今合宿で初の非公開練習を実施しました。

連日の快晴となったこの日、前日夜半過ぎにチームのホテルに到着したDF遠藤航選手(浦和レッズ)もグラウンドに姿を見せて、チームは26人全員が揃いました。

約2時間行われた練習では、遠藤選手は負傷の影響とコンディションを考慮して別メニューでの調整となりましたが、それ以外のメンバーはランニングでスタート。サイドステップや反復運動などを盛り込んだフィジカルトレーニングで体をほぐし、その後は、報道陣に非公開練習として戦術の確認に時間を割きました。

今夏のFIFAワールドカップロシアへ向けてチーム強化を図る一方で、本大会メンバー入りへ選手たちがアピールできる機会は、メンバー発表直前の5月30日(水)のガーナ代表戦(神奈川/日産スタジアム)を除けば、今回のマリ戦と27日(火)のキリンチャレンジカップのウクライナ戦の2試合を残すのみです。また、マリは本大会で対戦するセネガルを、ウクライナは同じくポーランドを想定した相手です。

GK川島永嗣選手(FCメス)は、「チームとして時間は限られている。前回の(11月欧州遠征での)ブラジルとベルギー戦の後で、自分たちがどれだけワールドカップを想定した戦いができるかが大きなポイント」と話しています。

また、DF車屋紳太郎選手(川崎フロンターレ)は、「日本が苦手な身体能力の高い選手が揃っているチームに対して、慣れておくのはすごく大事なこと。ワールドカップではセネガルというもっと強いチームと対戦する。絶対にここで勝たないといけない」と話しています。

この日は背番号が発表になり、代表初選出のFW中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)は18番、海外組を交えての試合には初参加のDF三竿健斗選手(鹿島アントラーズ)は26番、追加招集されたDF酒井高徳選手(ハンブルガーSV)は21番に決定。復帰組のMF柴崎岳選手(ヘタフェCF)は7番、MF森岡亮太選手が10番、FW本田圭佑選手(CFパチューカ)は馴染みの4番を付けることになりました。

3月23日(金)の国際親善試合マリ代表戦は13:20、同27日(火)のキリンチャレンジカップ in EUROPEのウクライナ代表戦は14:20キックオフの予定です。いずれもスタンダール・リエージュのホームであるスタッド・モーリス・デュフランにて開催されます。

選手コメント

GK #1 川島永嗣 選手(FCメス)
ワールドカップが近づいている中で、チームのためにやれなければ、個人の能力だけでワールドカップは戦えません。チームの中で自分たちが強くなっていくためには、一人ひとりが持っている力を120%以上ださないといけないと思います。難しいところですが、一人ひとりがその両面を出さないといけないのではないかと思っています。

DF #19 車屋紳太郎 選手(川崎フロンターレ)
いままでは攻撃的なプレーばかりを意識していましたが、代表に入って球際のところ、守備のところはかなり言われているので、そういうところでの意識は変わりました。ワールドカップで対峙する相手は確実に僕たちより格上です。残りの期間でチームとしての完成度を高めていけるかだと思うので、そこを意識してやりたいと思います。フロンターレと代表では求められることは違いますが、フロンターレでやっている自分のいいところを出しつつ、ハリルホジッチ監督が求めることもやれればいいと思います。

MF #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
マリ戦とウクライナ戦は5月の前にある最後の試合になるので、非常に重要になると認識しています。監督から求められていることを出しながら、自分の特長もプラスアルファで出して、(メンバー入りの)競争から抜け出したいと思っています。以前よりも自分のプレーの幅も広がっていますし、自陣ゴール前から相手ゴール前までのプレーの選択肢も増えています。アイデアも持っていると思っていますし、徐々に運動量も上がっていると思うので、そういうものを披露できたらいいと思っています。

FW #4 本田圭佑 選手(CFパチューカ)
メキシコに行ってからも波はありますが、手応えは感じています。毎試合、得点に絡むアイデアも欠かさないようにしていて、簡単ではないですし、思ったより点は取れていませんが、苦労しながら少なくとも2~3試合に1回は(結果が)出ています。パチューカでは、今の日本代表に欠けているものを補える付加価値とは何かを自問自答してトレーニングして、自分の強みにフォーカスしています。いつも自分はワールドカップに勝つためにやってきましたし、そのスタイルはこれからも変えません。この2試合のどちらかで(出場機会を)もらえると思うので、何らかのインパクトを残さないと厳しい可能性はありますが、本大会メンバーに生き残るためだけの2試合ではありません。本大会のグループステージ3試合で何をするかが大事だと考えています。

FW #9 杉本健勇 選手(セレッソ大阪)
足は大丈夫です。練習も今日から普通にやっているので問題ありません。チームなのでこの2試合に勝つことが大事ですが、その中でアピールすることも大事なので、うまくやりながら、行くところは行く、周りを使うところは使って、プレーしたいと思っています。監督から求められていることを理解して、その中で良さを出しながらやることが大事だと考えています。

スケジュール

3月19日(月) PM トレーニング
3月20日(火) PM トレーニング
3月21日(水) PM トレーニング
3月22日(木) PM 公式練習
3月23日(金) 13:20 国際親善試合 vs マリ代表(スタッド・モーリス・デュフラン)
3月24日(土) AM トレーニング
3月25日(日) PM トレーニング
3月26日(月) PM 公式練習
3月27日(火) 14:20 キリンチャレンジカップ 2018 in EUROPE
vs ウクライナ代表(スタッド・モーリス・デュフラン)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

日本代表、W杯前“最後の招集”…4年前は誰を呼んだ?

ワールドカップ開幕まであと85日に迫ってきた。

日本代表は今月行われる強化試合に向けた招集メンバーを発表している。本大会前では最後となる招集。4年前はどうだったのか。

2014年3月、日本代表は「キリンチャレンジカップ2014~ありがとう国立競技場~」としてニュージーランドと対戦している。2月末に招集された23人はこのような面子だった。

GK:川島永嗣、西川周作、権田修一

DF:今野泰幸、伊野波雅彦、長友佑都、森重真人、吉田麻也、酒井宏樹、酒井高徳、駒野友一

MF:遠藤保仁、青山敏弘、細貝萌、清武弘嗣、齋藤学、山口蛍

FW:本田圭佑、岡崎慎司、香川真司、柿谷曜一朗、工藤壮人、大迫勇也

長谷部誠と内田篤人がいないが、怪我のため。そのほかでは乾貴士らが招集外。

一方で駒野、青山、工藤が復帰したが、前述の2人の負傷の影響もあったはず。この後、柿谷が発熱のために離脱し、豊田陽平を代替招集している。

そして、2014年5月に発表された本大会メンバーはこの23人。

GK:川島永嗣、西川周作、権田修一

DF:今野泰幸、伊野波雅彦、長友佑都、森重真人、吉田麻也、酒井宏樹、酒井高徳、内田篤人

MF:遠藤保仁、青山敏弘、清武弘嗣、齋藤学、山口蛍、長谷部誠

FW:本田圭佑、岡崎慎司、香川真司、柿谷曜一朗、大久保嘉人、大迫勇也

外れたのは、駒野、細貝、工藤。一方、怪我から復帰した長谷部と内田以外でメンバー入りしたのは、大久保のみ。ザック体制ではほぼ入れ替えはなかったが、今回は…。

アルゼンチンの名門クラブで衝撃の事件…選手がユース選手に売春を強要

アルゼンチンの名門クラブ、アトレティコ・インデペンディエンテで、1人の選手がユース選手たちに売春を行わせていたことがわかった。インデペンディエンテはマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロなどの数々の名選手を輩出してきたアルゼンチン最大のクラブの1つとして知られている。

事件は被害者である子供の1人がクラブのスタッフに打ち明けたことで発覚。インデペンディエンテの選手の1人が、15歳から16歳までの少なくとも5人の下部組織所属の選手たちに4カ月以上もの間売春を強要していたことが明らかになった。売春を斡旋していた選手の情報は明らかにされていないが、ケガの療養のためにクラブの宿舎で生活していた19歳の選手であると見られている。また、今回の事件にはユース年代の審判を務める人物も関与していると報じられている。

警察は現在、児童虐待および虐待幇助の疑いで捜査に取り組んでいる。クラブは全容解明のため、捜査に全力で協力する旨の声明を発表した。

「今回の件が世間に広く知られていることを受け、クラブ・アトレティコ・インデペンディエンテは捜査当局と協力していくことを報告いたします。今回のようなクラブを繊細な問題に巻き込む事件が起きてしまいとても残念です。我々は全容解明のためにできることはどんなことでも行っていきます」

マリ戦で日本代表がチェックすべき3つのポイント…各所で行われるテストとは? 

6月の2018年ロシアワールドカップ本大会まで、日本代表に残されたテストマッチはわずか5試合。23日のマリ戦(リエージュ)は非常に重要なテストの場となる。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「マリはアフリカンパワーを前面に押し出す典型的なチーム。パワー、俊敏性、瞬発力もあり、デュエルも厳しくやってくるチーム」と評した通り、仮想・セネガルと位置づける相手といい戦いができなければ、本番に暗雲が漂いかねない。欧州組を加えたチームでは昨年10月のニュージーランド戦(豊田)から白星が遠ざかっている日本だけに、今回こそは内容ある勝利を収める必要がある。

■メンバー構成は?

指揮官が「今回は4~5人ほど予定した選手が来れなかった。もちろん麻也(吉田=サウサンプトン)、宏樹(酒井=マルセイユ)、真司(香川=ドルトムント)にいてほしかった」と嘆いたように、主力不在のチームのメンバー構成がどうなるかは第1の注目点。まず吉田、酒井を欠く最終ラインは右から宇賀神友弥(浦和)、昌子源(鹿島)、槙野智章(浦和)、長友佑都(インテル)という並びになりそうだ。

右サイドバックに関しては、追加招集した酒井高徳(HSV)の代表経験値が圧倒的に高いが、ハリルホジッチ監督は「高徳も少し問題を抱えている」と会見で発言。今回は宇賀神を右に据える大胆采配を見せるようだ。

「言われれば右もできなくはないですし、自分は何回も経験してるので、やれるところを見せられればプラスアルファに働いてくる。準備をしておいた方がいいと思います」と本人も合宿初日から覚悟をにじませていた。そんな彼にしてみれば、千載一遇のチャンスをつかむか否かでロシア行きの行方が決まると言ってもいいだろう。アルベルト・ザッケローニ監督時代から酒井高徳が担ってきた「左右両方をこなせるユーティリティ枠」を苦労人のサイド職人が奪えるのか。そこは非常に興味深いところだ。

■吉田不在の守備陣が世界に通用するか

吉田不在のセンターバックは槙野が中心となって統率することになる。「麻也がいないことで、僕らにとってはいいチャレンジになる。後ろは11月(ブラジル・ベルギー2連戦)、ゼロに抑えることができなかったので、そこに焦点を合わせていかなければいけない。ラインをコンパクトに保つ姿勢、勇気を持って上げることを全うしたい」と本人もやるべき仕事を明確に描いている様子だ。身体能力の高いマリ攻撃陣のスピードや強さは最も警戒しなければならない点。昌子も「クラブワールドカップでアフリカ勢とやった時はビビるくらいの身体能力だったけど、今は想定内でできると思う」と自信をのぞかせた。もちろん最後尾に陣取るであろう川島永嗣(メス)のサポートも重要になってくるが、この2人で日本の守備を担えるのか。そこもチェックしなければならないポイントと言っていい。

■中盤では大島がカギに

守備陣同様に、中盤の連動性やバランスも再確認しなければならない点。というのも、今回は最終予選終盤から11月2連戦にかけてレギュラーを張っていた井手口陽介(クルトゥラス・レオネサ)がメンバーから漏れ、山口蛍(C大阪)もベンチスタートになる見通しだからだ。ハリルホジッチ監督が起用すると見られるのは、長谷部誠(フランクフルト)、大島僚太(川崎)、森岡亮太(アンデルレヒト)というフレッシュな組み合わせ。長谷部をアンカーに置く逆三角形型なのか、長谷部・大島をボランチに並べる三角形型なのかはハッキリしないが、一番のカギになりそうなのが大島の動きだろう。

「大島は私の就任当初、追いかけていた彼よりはるかに発展している」と指揮官も絶賛した通り、今季の川崎では攻守両面での質と量が格段に上がっている。チームメートの小林悠(川崎)も「僚太は守備の意識や攻守の切り替えが去年あたりから成長していて、代表でもすごく大事な選手になるんじゃないかなと思います」と太鼓判を押していた。大島自身は「僕は個人でどうこうするっていうより、味方との距離を大事にしながらプレーするタイプ。そういったところを出したい」と意欲を示したが、まさに周囲と生かし生かされる関係を築ければ、日本のサッカーに鋭さが出てくるはず。今回はリオデジャネイロ五輪世代の成長株に大きな期待を寄せたい。

■最前線にはハリルの秘蔵っ子3人が君臨

そして攻撃陣だが、1トップに大迫勇也(ケルン)、右FWに久保裕也(ヘント)、左FWに原口元気(デュッセルドルフ)が入る模様だ。この顔ぶれはハリルホジッチ監督が現時点で最も信頼を寄せるアタッカー3人と言っていい。大迫は直近のドイツ・ブンデスリーガ・レヴァークーゼン戦でも値千金の先制弾をマークしていて絶好調。原口も1月末のデュッセルドルフ移籍後、脳震盪に見舞われたものの、ここへきて本調子を取り戻しつつある。久保の方は2018年に入ってからヘントで1ゴールと足踏み状態が続く。三者三様の状況ではあるが、やるべきことはゴールに直結する動き。なりふり構わず、そこに突き進んでいくしかない。

「(2016年11月の最終予選・サウジアラビア=埼玉以来)1年4カ月ぶりのゴール? 決められると思う。今のコンディションだったらしっかり走れるし、ゴール前にも入っていける。自分でもいい仕掛けができる」と原口も自信をみなぎらせていた。彼が4試合連続ゴールを奪っていた最終予選前半のキレと鋭さを取り戻し、久保もちょうど1年前のUAE(アルアイン)・タイ(埼玉)2連戦で2得点3アシストと爆発した頃のような推進力を取り戻すことができれば、日本の得点力は間違いなく上がる。両サイドがゴールを奪わない限り、日本の決定力不足は解消されない。そこは後半から出るであろう本田圭佑(パチューカ)や中島翔哉(ポルティモネンセ)にも求められるところ。多彩なタレントが揃ったサイドアタッカー陣の意地と底力をぜひとも見せてほしい。

「今回の目的は2つの試合で勝ちに行くこと。いい環境といい雰囲気を作らないといけない」とハリルホジッチ監督も語気を強めていたが、ここまでの停滞感に区切りをつけ、勝ち癖をつけてロシアへなだれこむことができれば理想的。そういう前向きな方向に向かうべく、マリ戦では守備陣、中盤、アタッカー陣のそれぞれがやるべきタスクを確実にやり切ることが肝要だ。

現地記者に聞く韓国代表にとってE-1選手権の意義…日本に勝つ必要性とは?

韓国代表はどのようなチーム状況で日本代表との大一番を迎えるのだろうか。現地記者に話を聞いた。

日本はEAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会で開幕2連勝。優勝に王手を懸けて16日に韓国と戦う。韓国は1勝1分けで、この大一番を迎える。中国、北朝鮮と対戦した韓国はどのような状況なのか、という質問に『Goal』韓国語版で記者を務めるアレックス・キム氏はこう答える。

「(初戦の)中国戦は守備面でいくつかの問題が生じていた。しかし2戦目は3バックにしたことで非常に良くなった。シン・テヨン監督は2~3のフォーメーションを準備しているし、予想はできない。日本の2試合を分析し、適切な布陣を送り出すだろう」

日本ではテストの場とみなされているE-1サッカー選手権は韓国でも同じ。しかし、日本よりはいくらか重要性の高い大会とされていることも確かなようだ。

「来年のワールドカップに向かっている途中だし、テストの一つ。しかし、シン・テヨン監督はファンやメディアに支持されていない。そのため、日本に勝ってタイトルを獲得することが重要になる。そうしなければ彼の将来は危うくなるからね。ちょうど2010年の日本代表・岡田武史監督の状況と似ている」

両者にとってまさに大一番となる日韓戦。注目の試合は16日に味の素スタジアムで行われる。

W杯優勝経験者シャビ・アロンソから見る日本代表の評価「グループリーグ突破は…」

現役時代にスペイン代表としてW杯優勝を経験したシャビ・アロンソ氏が日本代表に言及した。
30日に来日した元スペイン代表MFシャビ・アロンソが、囲み取材に応じてロシア・ワールドカップの展望を語った。

アロンソは『アディダスフットボール』のイベントに伴い来日。スペイン代表としてワールドカップやユーロといったビッグタイトル獲得経験のあるアロンソは、6月に控えるロシア・ワールドカップをどう見ているのだろうか。「優勝を予想するのは難しい」としつつ、こう語ってくれた。

「優勝候補はドイツ、ブラジル、フランス、スペイン、アルゼンチン。あとはサプライズが出てくるんじゃないかなと思う」

また、母国スペインが優勝するために何が必要と考えるか明かしてくれた。

「色々な要素が必要だが、いい選手を揃えなければならない。その点でスペインはできている。あとは自信やメンタリティの問題で、メンタル的な準備ができていなければならない。それもできていると信じているけどね。あとは運の助けも必要。すべて自分でコントロールできるという状況でないときに、どっちに転がるかという運に助けられると優勝は近くなる」

では、日本代表はワールドカップでどこまで進むとアロンソは予想しているのだろうか。過去の経験から、決して低くない評価を日本代表につけていることがうかがえた。

「見ていると、日本は対戦相手にとって難しいチーム。組織的で、ダイナミックでエネルギーもある。ただ、そういったことは大事だけど、ときには勇気を出してオフェンシブになれば、可能性は無限じゃないかな。グループリーグ突破はできると思っているよ」

香川真司や乾貴士の名前を出し、高く評価していることも明かしたアロンソ。元世界的名手の“予想”が的中することを願うばかりだ。

日本代表選手本田圭佑

目次

  • 1 圭佑の”競い合い”を全力で受け止めた兄
  • 2 圭佑は泣き虫だったという
  • 3 思ったようにプレーできず伸び悩んだ中学時代
  • 4 ビッグマウスの真実
  • 5 「海外で活躍する」が幼少のときからの目標

本田圭佑、1986年6月13日生まれ。大阪府出身します。ガンバ大阪ジュニアユースではユースに昇格できなかったが高校時代は一年生でレギュラーを獲得しました。2007年の北京オリンピック予選では主力として活躍していました。屈強なフィジカルと精度の高いフリーキックで存在感を誇ります。

圭佑の”競い合い”を全力で受け止めた兄

本田圭佑と兄本田弘幸
本田圭佑(左)本田弘幸(右)

大阪市の北東部に位置する摂津市は15キロ平方メートル足らずの小さな町。大小の工場や配送センターが立ち並ぶ準工業地帯です。商用車やトラックが行き交い、市井の人々が忙しげに働く雑然とした界隈で本田圭佑は生まれ育っていました。

圭佑には3歳上の兄がいます。本田家の長男である弘幸さんは帝京高等学校サッヵー部を経て、アルゼンチンで3シーズンプレー。膝の靱帯を痛めたため現役を引退し、現在はサッカー選手の代理人資格を取るべく奮闘中です。その兄が弟について語ってくれました。

「授業以外の行動はいつも弟といっしよでした。サッカーをはじめてからは特にですね。僕が小学校五年、弟が二年のときに地元の「摂津FC」に入ったんです。兄弟げんかですか?けんかは毎日のようにやっていましたよ。けんかはすべて”競い合い”からはじまります。圭佑はなにかしらすぐに勝負を仕掛けてくる夕ィプ。生活のすべてにおいて勝負を挑んでくる。

例えば学校からいっしよに帰っているとしますよね。すると『家の玄関まで駆けっこで勝負や』と言って突然二人でダッシュするんです。毎日がそんなことの繰り返し。でも3歳違いますからだいたい圭佑がまけるんですよ。彼は負けるとすぐに怒り出す。『お兄ちゃん、ズルしたやん。スタート早かったやんか』とか言ってね。そこでけんかが始まる。毎日のようにけんかするんですけど、すぐに仲直りする。3秒後に一緒に風呂入っているみたいな。とにかく何かしら比べようとしてくるヤツだった。勉強以外のすべてにおいてですね。勉強を競った記憶だけはありません。」

圭佑は泣き虫だったという

W杯優勝を公言していた本田圭佑
ワールドカップ・ブラジル大会の第3戦となるコロンビア代表戦に臨み、1ー4で敗れた。

「どんなことでも真剣に取り組むんです。遊んでいても遊びじゃなくなる。例えば『かくれんぼしましよう』ということになっても、まるで『かくれんぼ』というプロの職業があるかのように命がけで隠れる。本気なんですよ。そして負けると必ず泣く(笑)。小さいときは誰だって喜怒哀楽が激しいじゃないですか。圭佑は人一倍でした。だからうまくいかないとすぐに泣いていました。腕相撲とかしても負けそうになると手の甲が机につく寸前にはボロボロ泣いているんです。痛くて泣いているんじゃないですよ。悲しくて泣いているんでもない。悔しくて泣いているんです」

いつも勝負を挑んでくる弟に対し、兄はどんな場面でも弟に対して真正面から向き合っていました。海外での厳しい戦いにも打ち勝つ圭佑の闘争心は、懐深く受け止めてくれる弘幸さんのもとで育まれました。

思ったようにプレーできず伸び悩んだ中学時代

兄とともに地元の摂津FCに入った圭佑は早速頭角を表します。鬼塚徹也コーチは「うまかったんで四年生のときには六年生のチームに入っていましたよ。闘争心は人一倍でした。負けると悔しいのかベソをかいてしょっちゅう半泣きでした」と語っていました。東直樹コーチは「練習が終わっても、ずーっと一人で残ってフリーキックの練習をしていました。暗くなってもできるまでやっているんです」と思い起こします。

当時から絶対プロになると公言していた圭佑。

本田圭佑ファン必見の中学・高校時代
本田圭佑の中学・星稜高校での生活やエピソード

地元のクラブと兄の通う中学校での練習。まさにサッカー漬けの生活でした。

圭佑が中学校にあがると同時に、田中先生は別の中学校へ転勤となっていました。自ら指導することのできなくなった田中先生のあっせんで、圭佑はガンバ大阪のジュニアユースに進むことになります。

同学年には圭佑と同じレフティの選手がいました。家長昭博(現・セレッソ大阪)です。

当時のガンバ大阪ジュニアユースにおいて家長は不動のエースでした。彼に比べると、どうしても圭佑は見劣りしてしまう。当時の指導者、島田貴裕コーチは圭佑をこう見ていました。

「圭佑を指導していたのは、彼が中学ニ~三年生の間です。ボールを蹴ったり止めたりする技術面や、そのときそのときの瞬時の判断が、とてもうまかった。戦術眼がありましたね。いまでも当たりに強くなかなか倒れませんが、当時から、当たり方、ぶつかりあいといった身体の使い方はうまかったですね。でもフィジヵル面はちょっと。持久力とかスピードとかは、そんなにレべルは高くなかったと思います」

田中先生は伸び悩んでいた当時の圭佑について、以下のように分析しています。

「それまで背の低かった圭佑ですが、第二次性徴が一気に来ていて、ものすごい勢いで体が成長していました。その一方で、バランスを失っていたんです。いままでできていたことができなくなる。専門用語では『クラムジー』という状態に陥っていました。小学生で

とてもうまかったヤッが中学に行ったら突然ダメになるというケースがある。急激に大きくなるので体の支店が狂ってしまう。大腿骨が1年で5センチとか伸びてしまうと、いままで簡単にできていたボールコントロールができなくなってしまうんです。その時期が長い小やと1年くらいかかってしまう。

大きくなった自分の体のサィズに合わせてプレーができるようになるまでちょっと時間がかかってしまうんです。圭佑もどちらかというとクラムジーの時期が長かった。

一生懸命やっていたんですけど、大きくなった割に筋力のつくの力遅くてボ—ルコントロールとか体を当てながらのドリブルが売りやったのに、そのへんのバランスを崩していましたね。普通の子やったら中学三年生くらいには克服するんやけど圭佑の場合は、中学時代の最後まで何かバタバタしていました。」

結局、圭佑はガンバ大阪のユースチームに昇格できなかった。彼自身、その後のインタビューでこのことの悔しさについては何度も国しています。

ビッグマウスの真実

サッカー日本代表選手本田圭佑
オーストラリア戦で同点ゴールを決め、喜ぶ本田圭佑

「ボールを持ったら、とりあえず俺を見ておけ」

「サッカーで緊張したことはない」

「状況に応じてチームのためにエゴを消さないといけないが、理想は90分エゴを出すこと」

「それはごもっともだけど俺の考えは違った」

「僕には俊さん(中村俊輔選手)にないものがあると思う」

「審判に邪魔されたとしか言いようがない」

「自信がなけりゃ、やっていられないでしょ」

すべて圭佑語録です。

マスコミからは「ビッグマウス」と報道されている圭佑。仲間とのトラブルや監督との確執など、ありもしない尾ヒレをつけて報道されることが常である。

しかし郷里である摂津市で彼を知る人々の話を聞いていると紋切り型のビッグマウスとはまったく違った圭佑が見えてきました。

ひたむきで、ただただ一途な男の姿が浮かびあがってきます。

しかしただの生意気な男ではない。

指導者からの、ここぞというときの厳しい言葉は圭佑の心に響いたようです。

「それからの彼は変わりましたよ。星稜高校に進んで全国大会に出たとき、摂津FCのチームメイトが東京まで観戦しに行ったんです。みんな『圭佑を応援しに行く』ってね。それを聞いたときにすごいなって思いました。総スカン食らったこともありましたけど、結局、それだけ人望のある人間になっていたんです」

「海外で活躍する」が幼少のときからの目標

日本代表s年手本田圭佑
日本代表でピッチに立つ本田圭佑

「僕ら兄弟は幼少のときから目標が『海外で活躍できる選手』というものだったんです。Jリーグはあまり考えていませんでした。オヤジがよく見ていたのもセリエAとかリーガ・エスパニョーラ、それとワールドカップだったので、『そこで活躍してなんぼ』みたいな感覚はありましたね。海外にいくということは普通なことで、僕がアルゼンチンへ行ったときも、そこに不安はなく、希望だけしかなかったですね」(弘幸さん)

圭佑は2009年冬の移籍市場において移籍金900万ユーロ(約11億9000万円)、4年契約でロシア・プレミアリーグの強豪「PFC CSKAモスクワ」への移籍がきまっていました。それまで在籍していたオランダの「VVVフェンロ」ではキャプテンとキッカーを任されています。いわば大成功を収めていたわけです。ワールドカップの本番を目前に控え、わざわざレギュラーの座が保証されていないチームへの移籍は、リスクが大きいのではないか。

しかし弘幸さんはこう考えています。

「弟をヨーロッパの一選手と見たとき、レベル的にはまだまだだと思っています。日本人として日本のサッカー界でこの選手がすごいという評価のされ方ではなく、やっぱり歴史も長く、最先端を行っているヨーロッパで一サッカー選手として評価される存在になってほしい。

いまの日本のサッカーというのは個人の能力では戦えないので組織で戦いましょうという戦術をとっていますが、そういう環境のなかで評価されていて満足するのではなく、ヨーロッバで戦える選手の一人として、具体的な例を挙げれはパク・チソン(韓国代表・マンチェスター・ユナィテッド所属)のような存在にならなくてはならない。そう考えたときに圭佑の歩みは遅いなとすら感じています。

圭佑が年末に帰国し、初蹴りで田中先生を訪ねた際、自分たっぷりにこう言い切っていました。「日本の価値観ではなく世界の価値観の中でサッカーをしたい。やっぱりヨーロッパやねん」

本田圭佑の目指すところはワールドカップのはるか先にあるのです。

2018年ロシアW杯に向けた各国の新ユニフォームまとめ(3)

チェコ/Puma (H)

Czech 2018 Puma Home

チェコ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

チェコ国章にも描かれているライオンは国の象徴的な存在。2014年モデルのホームユニフォームにも「片足立ちのライオン」をプリントしたが、今回は大胆にも正面から見た“眼光鋭いライオン”だ。

チェコ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

背面はシンプルなルックで、首元には英語で国名“CZECH REPUBLIC”をプリント。

チェコ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

リリースに合わせて公開された画像は、選手用のオーセンティック・ユニフォームと思われる。右袖の裏側には数字“1918”がプリントされている。

チェコ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

そして左袖の裏側には“100 LET”(100年)の文字が。2018年はかつてのチェコスロバキア共和国誕生から、ちょうど100年目に当たる。襟の内側にはチェコ国旗を模したエンブレムをプリント。

さらにシャツ裾の内側には、チェコ国歌の歌詞の一節“Země česká domov můj”(チェコの大地は我が故郷)をプリント。今回のユニフォームは、全体的に国の存在を強調したデザインになっている。

エジプト/adidas (H)

Egypt 2018 adidas Home

エジプト代表  ユニフォーム

エジプト代表 2018 adidas ホーム ユニフォーム

国旗のレッドを強調した定番カラーだが、チェッカーボード柄というエジプトにしては意外性のあるデザイン。スリーストライプスは脇に配している。首周りや袖口をブラックで彩るパターンは、2012年ロンドン五輪で使用したユニフォームに近い。

エジプト代表 2018 adidas ホーム ユニフォーム

背面もこの通りで全体的にシンプル。基本的に国旗の3色(レッド、ブラック、ホワイト)で構成されている。国旗のレッドは「革命で流れた血」、ブラックは「圧政の暗黒時代」、ホワイトは「希望」を意味する。

エジプト代表 2018 adidas ホーム ユニフォーム

国旗3色がサッカーボールに巻き付くようなデザインのエンブレム。英語とアラビア語でサッカー協会名が書かれている。

エジプト代表にとってのロシアW杯は、6月15日のウルグアイ代表戦で幕が切って落とされる。

ウルグアイ/Puma (H)

Uruguay 2018 Puma Home

ウルグアイ代表 ユニフォーム

ウルグアイ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

おなじみの“Celeste”(スカイブルー)で彩られたワールドカップモデル。

ウルグアイのイラストレーター、カルロス・パエス・ビラロの作品“Sol de Mayo”(5月の太陽)にインスパイアされたグラフィックが2018モデルの大きな特徴だ。首周りはVネックを採用している。

ウルグアイ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

デザインだけではなく機能面も充実している。

シャツには湿度を調整する「evoKNITサーモレギュレーション・テクノロジー」と、ピッチ上で最適な体温を保つ冷却システムを採用。シャツはシームレス構造で、これらを組合せることによりパフォーマンスを最適化かつ可動性を提供する。

また、吸汗速乾性に優れている「dryCELLテクノロジー」で、シャツ内の湿度を最適に保つ。

ウルグアイ代表 2018 Puma ホーム ユニフォーム

コロンビア/adidas (H)

Colombia 2018 adidas Home

コロンビア代表 ユニフォーム

コロンビア代表 2018 adidas ホーム ユニフォーム

新ホームユニフォームは、ある一定の年齢以上のサッカーファンなら一目で「懐かしい」と呟いてしまうデザイン!

カルロス・バルデラマ、レネ・イギータ、フレディ・リンコンらを擁したコロンビア代表が、1990年のワールドカップ・イタリア大会で使用したユニフォームにインスパイアされたデザインだ。

コロンビア代表 2018 adidas ホーム ユニフォーム

背面の首元には、国のための団結を意味するスペイン語“UNIDOS POR UN PAIS”をプリント。

1990年のイタリア大会を振り返ると、必ずと言ってよいほどその名が上るコロンビア代表。繊細なパスを繰り出した金髪アフロのバルデラマを思い出す、ノスタルジックなレッド/ブルーのストライプ。

コロンビア代表 2018 adidas ホーム ユニフォーム

6日に発表されたパンツとソックスは、ブルーとレッドをそれぞれ基調としている。ソックスの前面にはコロンビアサッカー連盟の略称“FCF”、背面にはadidasロゴが入る。

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